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  • admin 4:29 PM   2011年12月27日 パーマリンク | 返信  

    不正な噛みあわせが与える影響 

    歯を治療したために奥歯が不正な噛み合わせになったとします。咀嚼リズムが徐々に狂ってきますが、そのうちに慣れてしまいます。しかし、歯や顎関節、 骨には相当な負担がかか り、 やがて顎や関節、 関節円板がズレてきます。 最初は小さな違和感から始まった症状も、 毎日問題のあるまま生活しているとズレは大きくなり、 顎の骨が変形してしまうこともあり ます (歯の矯正は歯に 一 定の力をかけると骨が変形するという生理学的反応を利用して歯を 動かします)。 顎のズレが大きくなると、 元に戻すのは困難です。 また、 顎関節症はなかなか症状に表れ ませんから、 早期発見、 早期治療が重要で、 不自然な力がかからないように噛み合わせを調 整し、 負担を軽減するしか治療法がありません。
    奥歯は見えないからと、 抜歯後そのままに放置している方が多いようですが、 大変なこと になりかねないのです。
    前歯の歯並びは、 一 目見ればすぐにわかります。 「恥ずかしいから治そう」 ということに なるでしよう。 しかし、 奥歯の噛み合わせが悪くて顎関節症になっていることは、 すぐには わかりません。 関節からカクカク音が鳴ったり、 痛くなったり、 口が開きにくくなって初め て気づくのです。
    また、 顎の自覚症状の変わりに片頭痛がしたり、 耳鳴りがしたり、 めまいがしてふらふら することもあります。 一般的にはメニ ェル症候群などと呼ばれる難治性の慢性疾患です。 さ らに、 首や肩が痛くなり、 それに伴って腰まで痛くなることもありますが、 このようなわけ のわからない不治の病の原因が噛み合わせにあることには、 だれも気づかないのです。
    合わない入れ歯を入れている人は、 必ず顎関節の動きゃ噛み合わせに異常があります。 そ のような方は、 なんとなく体調が悪いとい ったことを訴えます。 脳外科に行っても原因が判 明できずそのまま放置していたり、 精神安定剤を飲んでいたりします。
    頭が痛くなったり、 体調が悪くなったりすることは、 実は身体の不都合を訴えるサインで もあるのです。 ところが、 一 般の歯科医院では噛み合わせを深く追求しませんし、 担当する 治療家も歯が原因でこのようなことが起こ っているとは思いもしませんから、 わからないま ま放置されてしまうのです。


     
  • admin 9:31 AM   2011年12月20日 パーマリンク | 返信
    タグ: 顎関節症   

    顎関節症は、奥歯が高くなったり低くなったりして関節円板がズレることにより起こってきます。一般的にはカクカクと音が鳴る(クリック音)と、ジャリジャリと音が鳴り痛みを伴う(クレビタス音)の2種類があります。

    関節円板は下顎の骨の「関節頭」と、関節を受ける受け皿である「関節窩」の間にあるクッションのようなもので、関節にかかる力が骨に衝華を与えないように和らげる作用があります。また、顎関節特有の動きである「回転運動 ・滑走運動」を円滑にする働きもします。

    不正な噛み合わせ(不正咬合)によって過度な力がかかると、咀嚼筋の一つである外側翼突筋に顔が引っ張られ、ズレたり変形すると顎関節症になってしまいます。ものを噛むときには、成人の前歯で10~20kg、臼歯部では50kg以上の力が瞬間的にかかるといわれています。

    つまり、何10kgという力が1日に数千回も、歯や骨、顎関節にかかっているのです。ほとんど無意識に噛んでいますが、実は過去の経験や記憶を頼りに咀嚼のリズムやサイクルをコントロールして噛んでいるのです。

    噛み合わせが正常ならば大脳の記憶(プログラム)通りに咀嚼できますが、たとえば、やわらかいと思っている白米に小さな石が入っていたとします。石が入っているとは思いもしませんから、当然強い力で噛 んでしまいます。その結果、歯が欠けたり、痛くなったり、顎関節が痛くなります。このことは一次的に不正咬合になったことと同じなのです。


     
  • admin 5:37 PM   2011年12月18日 パーマリンク | 返信
    タグ: ナソロジー   

    噛み合わせ治療に必要な歯列矯正の概念 

    少し専門的な話になりますが、アメリカでは1970年代に噛み合わせを科学的に解明して、不正咬合が原因で起こる咬合病を治療することを目的とする学会が盛んに行われました。そのなかにナソロジー学会というものがあり、ナソロジーを知らないものはデンティストにあらずといわれたくらい大きな組織でした。 ナソロジーは、上下の歯が最大に接触して噛んだ位置を「中心位」とし、それは顎を一番後ろに引いたところ、最後方位であるとしていました。しかし、その位置で噛み合わせをつ くるために、何でもない健康な歯を全部削ってクラウンで被せてしまいます。そして噛む位置は顎を一番後ろに引いたところですから、 こんな治療をされたらたまりません。当然、顎は前に行きたくなります。噛み合わせが悪いから治療したのにもかかわらず、治療してからの方が体調も悪く、 苦痛のために自殺する人もいたそうです。そうした失敗を繰り返しながら、中心位というものは時代とともに顎の前方を採るようになってきました。現在のアメリ カでは、ナソロジー学会にはわずか2000人くらいの会員しかいません。会員は自分たちの失敗した患者を分析しているだけで、なんの進歩もありません。
    それでは日本の噛み合わせを専門にしている歯医者はどうでしょうか。残念ながらいまだにナソロジーを最高の学問として、実験的な治療を繰り返しています。健康な歯を削って噛 み合わせを調整したり、マウスピースのような調整器具を使い一次的に対症療法をしているに過ぎません。
    噛み合わせは、綺麗な歯並び(歯列弓)があって始めて成り立つものです。綺麗な歯並びは、歯列矯正治療の概念とテクニックがなければ成り立ちません。 矯正治療ができないのに噛み合わせの治療が得意ですと、標榜しているのはおかしいのです。数年前に日本で発足した「全身咬合学会」というものがあります。その学会に入ると「噛 み合わせ認定医」というものがもらえるそうです。噛み合わせが大切であるという啓蒙にはなると思いますが、アメリカのナソロジー学会の二の舞いにならないようにしてもらいたいものです。日本人には日本人の噛み合わせがあるのですから。


     
  • admin 2:06 PM   2011年12月17日 パーマリンク | 返信
    タグ: ストレス, 咬合異常   

    噛みあわせの異常の原因 

    首には身体の他の部分と違って筋肉が十分についていません。首の前側には食道や気管などがあるので、筋肉は後ろ側についているだけなのです。しかも、その筋肉は20歳を過ぎたころから徐々に衰え始めます。頭の重さは年をとっても変わりませんから、首にかかる負担は増していく一方なのです。

    これも首が傷つきやすい理由の1つです。それでは、どうして咬合異常(噛み合わせのバランスが崩れた状態)によって姿勢が悪く なり、肩凝りや腰痛などが生じるのでしょう。

    下顎の位置は、左右の顎関節と上下の歯の接触、つまり噛み合わせによって規定されています。私たちが歯を噛み合わせたときには、上下のすべての歯が最大に接触し、その位置で噛み合わせが安定するような平面(咬合平面)が存在し、下顎の位置が必然的に規定されているのです。

    一方、顎関節には関節の間に関節円板と呼ばれる軟骨があります。この関節円板にはクッションの役割があり、柔軟に動かすことができ、適度なアソビがあります。したがって、噛み合わせに異常があっても、顎関節や咀嚼筋群がそのストレスを吸収してくれるのです。

    しかし、過度な噛み合わせの異常は、顎関節のストレスを吸収してくれる関節円板を変形 させ、円板の位置がズレたり、ときには破れたりすることもあります。そして、長期間そのような状態を放置すると、骨が変形し、頚椎の正中環軸関節に異常が出てきます。つまり、噛み合わせのパランスの崩れは、頚椎を介して身体の中心軸に異変を発生させ、そのことによって姿勢が悪くなり、脊柱管曲症の潜在的な原因となるのです。

    歯科医学において正常咬合の定義や咬合理論にはいまだに定説がなく、その多くは経験則によっています。もちろん治療法も完全に確立されてはいませんから、肩凝りや腰痛などの全身症状が、噛み合わせに起因するかどうかを推測することは困難ですが、歯科医としての数多くの臨床例によって、これらの症状を引き起こす原因の一つに不正咬合が関与していることは、間違いのない事実なのです。


     
  • admin 4:44 PM   2011年12月16日 パーマリンク | 返信
    タグ: 1級テコ, 2級テコ, 3級テコ   

    顎関節の原理 

    顎関節が複雑な動きをすることは前述した通りですが、基本的には「テコの原理」と同じように、弱い力で硬いものを噛み砕きます。

    食物を食べるときにどれくらいの力が必要なのかを研究している栄養学校などによると、肉類で2~3kg、硬いものでは梅干しの種で5kgとなっています。最大で50kg以上の大きな力が作用する顎関節はテコの力を巧みに利用しているのです。テコの原理は、動きを支える支点、力が加わる力点、そし て、加わった力が作用する作用点から成り立ち、その位置関係によって、テコの原理は1級から3級までに分類されます。

    1級テコは、たとえば洋バサミのようなものです。刃の部分が作用点で、持つところが力点、刃が交わるところが支点になっています。1級テコの特徴は、力点と作用点が離れていることにあり、支点に強い力がかかります。

    2級テコは、証明写真などを切るときに使うカッターを考えていただくとわかりやすいでしょう。取っ手の部分が力点で、刃の部分が作用点、刃の根元が支点になっています。1級テコと同様に、力点と作用点が離れたところにあり、支点に強い力がかかります。

    3級テコは、和バサミのようなものです。和パサミは1・2級テコと違って力点と作用点が近いところにあり、支点にそれほど力がかからないことが、大きな特徴です。

    顎関節は、3級テコと同じ原理になっています。上下の歯が噛み合う歯並びのところが作用点であり、その周りの筋肉(咬筋)が力点、顎関節が支点です。3三級テコと同じように力点と作用点が近いために支点に大きな力がかからないので、顎関節への負担が軽くて壊れにくい、非常に合理的なつくりになっているのです。


     
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